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診察室
五角形

腫瘍科

五角形
oncology
受付時間
8:30 - 11:30
16:30 - 18:30
Symptoms

愛犬愛猫
こんな症状はありませんか?
五角形
犬

五角形
五角形
このような症状が現れたら腫瘍的疾患の可能性がございます。
  • チェック食欲不振が続き痩せている
  • チェック嘔吐や下痢が続く
  • チェックおなかが張っている(腹水)
  • チェック顎や喉のあたりが腫れている
  • チェック乳腺や体表にしこりができた
  • チェック血尿や頻尿が続く
  • チェック咳や鼻水、鼻血などの呼吸器症状が続く
  • チェック皮膚のカサカサが治らない
  • チェック皮膚や粘膜の色素がおかしい
  • チェック痛みが続く
  • チェックふらつきや歩き方がおかしい
このような症状が現れたら腫瘍的疾患の可能性がございます。
Disease

こんな 病気可能性があります

木漏れ日
犬 犬の主な病気・症状
  • リンパ腫
    リンパ腫は、リンパ系組織であるリンパ球やリンパ節などで発生する悪性腫瘍です。
    犬では、全身のリンパ節が腫れる多中心型が多く、ほかに皮膚型や消化器型、縦隔型などが見られます。
    症状は、体重減少、食欲不振、リンパ節の腫れ、慢性的な咳などの呼吸器症状、慢性的な下痢や嘔吐、元気や活発さの低下などが挙げられます。飼い主様が喉や首(下顎リンパ節や浅頸リンパ節など)の腫れに気が付いて来院されるケースもあります。
    診断は、これまでの症状や血液検査の他、細胞学的検査や画像診断などの各検査所見を合わせて確定していきます。
    消化器の閉塞等、症状により手術を行うこともありますが、一般的には化学療法を選択することが多いと思われます。当院では化学療法(抗がん剤による治療)の継続により1年以上寛解状態が持続している方もいます。
  • 血管肉腫(脾臓の腫瘍)
    血管肉腫は特に高齢の大型犬に比較的見られる悪性腫瘍です。急速に進行しやすく、転移もしやすいのが特徴です。
    主な発生部位は脾臓、心臓、皮膚などで、特に脾臓や心臓に発生した場合、症状が現れにくく、発見が遅れることがあります。気づかないうちに腫瘍が大きくなり、破裂により腹腔内で突然出血が起こることでショックや貧血を引き起こし、緊急の対応が必要になることも少なくありません。
    治療法としては、外科手術や化学療法が一般的です。特に脾臓に発生した腫瘤の場合、事前の確定診断が難しいため、当院では可能であれば外科的に摘出し、病理検査で確定診断を得ます。そのため、結果的に脾腫や血管腫といった非悪性腫瘍であることもありますが、先に述べた腫大した脾臓自体が破裂した場合、腹腔内で急激に出血を起こし急変する可能性もあるため、可能であれば外科的な摘出を第一選択として行います。化学療法は外科的治療が行えない場合や外科的治療後に補助的に行うこともあります。
    いずれのケースも血管肉腫の場合、根治は難しく、予後は厳しいことが多いです。またその他の脾臓腫大による摘出の場合でも、術後相当期間は急変等の変化に注意を要します。
    エックス線検査や超音波検査などを行い、早期発見と定期的な健康診断が重要とされています。
  • 乳腺腫瘍
    乳腺腫瘍は乳腺組織に発生する腫瘍であり、特に未避妊の雌の犬や猫によく見られます。
    腫瘍の性質によって良性と悪性のものがあり、犬の場合、半数程度が悪性といわれています。乳房の腫れや腫瘍の触知、乳頭からの分泌物などが症状として現れ、来院されるケースが見られます。
    診断は、臨床症状や画像診断を基に行い、腫瘍の性質を判断します。
    治療には、手術による腫瘍の摘出が主な方法であり、腫瘍の性質によっては化学療法や放射線療法も行われる場合があります。当院では外科的に対応できるものは外科手術が第一選択となります。炎症性乳がんといった手術が原則不適応となる腫瘍もありますので、症状により治療方法は飼い主様とのご相談となる場合もあります。
    予防方法として、避妊手術を早期に行うことで発生リスクを大幅に減らすことができます。
    また、ご家庭で日頃より体中をくまなく触っていただくなど、早期発見と定期的な健康チェックが推奨されます。
診察
木漏れ日
猫 猫の主な病気・症状
  • リンパ腫
    リンパ腫は、リンパ系組織であるリンパ球やリンパ節などで発生する悪性腫瘍です。
    犬や猫などの動物にも発生し、リンパ節の腫れや内臓の腫瘍などの症状を引き起こします。
    症状は、体重減少、食欲不振、リンパ節の腫れ、慢性的な咳や嘔吐、倦怠感などが挙げられます。
    診断は、獣医師が臨床症状や検査結果を基に行い、細胞学的検査や画像診断が一般的です。
    治療には、化学療法や放射線療法、抗がん剤などが用いられます。
    猫のリンパ腫は、リンパ球に由来する悪性腫瘍で、人や犬よりも発生率が高いといわれています。
    発生部位によって消化器型、胸の中で発生する縦隔型、また全身のリンパ節が腫れる多中心型と呼ばれるものもあります。猫の場合、鼻の中がリンパ腫の腫瘤で満たされることもあります。そのため、なかなか治らない鼻の症状では、画像診断や組織検査を行うこともあります。
    消化管型リンパ腫の場合、嘔吐や下痢、体重減少などの症状が現れます。
    原因の一つとして、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)との関連が指摘されていますが、近年はウイルスに感染していない猫でも発症を見ることがあります。
    治療には化学療法が主に用いられ、寛解(一時的あるいは永続的に腫瘍が縮小または消失している状態)に至るケースもありますが、予後は個体によって異なります。鼻のリンパ腫など、放射線治療をおこなうこともあります。
    早期発見と治療が猫の生活の質を保つために重要です。
  • 乳腺腫瘍
    乳腺腫瘍は、乳腺組織に発生する腫瘍であり、特に未避妊で高齢の猫に見られます。
    腫瘍が発生すると乳房の腫れや腫瘍の触知、乳頭からの分泌物などが症状として現れます。良性と悪性のものがあり、猫の場合、文献によりますが70~90%の割合で悪性です。
    治療は、外科手術による腫瘍の摘出が主な方法ですが、侵襲の強い手術となります。また、腫瘍を摘出した箇所について、60%程度の割合で再発が見られたとの報告もあります。このように猫の乳腺腫瘍は悪性が多く、手術後の再発リスクも高いため、乳腺腫瘍になりにくいよう、予防が重要です。また、炎症性乳がんといった手術が原則不適応となる腫瘍もありますので、症状により治療方法は飼い主様とのご相談となる場合もあります。
    予防方法として、避妊手術を早期に行うことで発生リスクを大幅に減らすことができます。
    乳腺腫瘍は予後が厳しい場合が多いため、早期発見や定期的な健康チェックが推奨されます。
  • 扁平上皮癌
    猫の扁平上皮癌は、皮膚や粘膜の上皮細胞に発生する悪性腫瘍で、成猫に時折見られます。
    特に耳、鼻、口腔内などの露出部分に発生しやすく、日光に長時間さらされることで発症リスクが高まります。
    症状としては、持続的な潰瘍や腫瘤ができ、進行すると痛みや出血を伴うことがあります。口腔内にできた場合、食欲不振やよだれ、口臭がみられることがあります。
    治療には外科手術や放射線治療が用いられますが、特に口腔粘膜にできた扁平上皮癌などは進行が速いといわれており、予後に影響することが多いため、治療方法によっては大学病院等をご紹介することもあります。
    日光への過剰な曝露を避け、早期発見のために定期的な検診が重要です。

診察

Feature

当院の腫瘍科治療の特徴
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犬

  • 診察
    1 五角形
    診断とステージ分類による予後の検討
    動物にとって出来るだけ痛みの少ない検査で腫瘍の種類と進行度を評価します。これらの情報から予後や治療に際しての影響などを考慮し、その中で出来うる治療プランを検討していきます。
  • 診察
    2 五角形
    治療のプラン、経過を明確に提示
    動物の年齢や性格、全身状態、経済状況などにより同じ腫瘍でも選択できる治療が異なることもあります。少し負担をかけてでも根治治療を目指すべきか、緩和治療に徹するべきか、その子その子に合った治療プランを作成していきます。治療の目標や経過をお伝えしながら、飼主様にもご理解頂いた上で、一緒に治療していくことを意識しております。

  • 診察
    3 五角形
    二次病院との連携
    当院で診断が付きにくい症例や放射線治療も治療の選択肢として考えられる場合など、専門病院の腫瘍科をご紹介することもあります。最先端の治療を含めた最適な検査・治療をご提案する事ができます。診断後、当院で化学療法等を継続される飼い主様もいらっしゃいます。
    もちろん、腫瘍と判明したが、積極的な治療以外に何かできることはないかお困りの方もご相談ください。

Method of treatment

当院の腫瘍科の流れ
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犬

  • 01受付・問診
    診察は初診の方もWEBからご予約下さい。ご予約日時にご来院いただきましたら、受付を行いスタッフから問診させていただきます。
    どのような症状がいつごろからあるのかお伺いさせていただきます。セカンドオピニオンの場合は、どのような診断でどんな治療をご提案されているかもお伺いします。
    問診
  • 02 身体検査
    視診と触診にて、しこりがないかを確認させていただきます。特にリンパ節の腫れは今後の治療方針を決める上で重要なため、よく触らせていただきます。その他、身体検査にて全身の状態も確認させていただきます。
    検査
  • 03検査・処置
    疑う腫瘍に応じて、細胞診検査、血液検査、エックス線検査、超音波検査など必要な検査をご提案させていただきます。
    検査にて悪性が疑われた場合には、転移の有無やさらに詳しい検査のご提案など、段階的にご相談しながら検査を進めて参ります。
    検査
  • 04 検査結果の説明・治療方針のご相談
    検査結果に応じて、外科手術や抗がん剤などの化学療法、放射線治療などからどんな治療が選択できるのかをご提案します。また、その治療を選択した場合のメリット・デメリット、どのような経過が予想されるのかをご説明し、これからの治療方針を飼い主様と一緒に決定していきます。
    説明している医師
  • 05会計・次回予約
    お会計は受付にてさせていただきます。症状に応じて次回の診察予定日をお伝えしますので、WEBより受診のご予約をお取りくださいませ。
    会計