歯科診療
dental
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8:30 - 11:30 | / | / | ● | ● | ● | ● | ● | / |
16:30 - 18:30 | / | / | ● | ● | ● | ● | / | / |
Feature
当院の歯科治療の特徴
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01動物の医療は総合医療と考え、歯だけの問題なのか、体の問題からくる歯科症状なのかを検討していきます。
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02歯科処置では、お口全体から歯1本1本に至るまで、丁寧に処置をしていきます。
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03歯の治療だけでなく、歯科疾患を予防するための飼育上のアドバイスも致します。
Specialist
担当医紹介
こんにちは。かえで動物病院院長の柳田と申します。
当院では飼い主様の訴えをまずお伺いし、必要に応じて検査を行い、症状と検査の結果に基づき病気の治療を行っていきます。当院の特長として動物歯科診療に力を入れており、歯周炎や口臭など、歯の悩みでご来院される方も多くいらっしゃいます。また全国でも珍しい行政書士事務所を併設しているため、飼い主様に不測の事態が生じた時の動物への対策など、法的なご相談も承っております。
皆様のお悩み事をお話しください。お待ちしております。
当院では飼い主様の訴えをまずお伺いし、必要に応じて検査を行い、症状と検査の結果に基づき病気の治療を行っていきます。当院の特長として動物歯科診療に力を入れており、歯周炎や口臭など、歯の悩みでご来院される方も多くいらっしゃいます。また全国でも珍しい行政書士事務所を併設しているため、飼い主様に不測の事態が生じた時の動物への対策など、法的なご相談も承っております。
皆様のお悩み事をお話しください。お待ちしております。
Dental disease
よくある歯科疾患
歯周病
歯周病とは?
歯周病は、歯肉に炎症が生じる「歯肉炎」と、歯と歯肉の間まで炎症が広がる「歯周炎」の総称です。当院では「歯肉炎」と「歯周炎」を区別し、歯周炎については治療のみならず、生活上の注意点やデンタルケア、生活習慣の改善などの提案も致します。
- 歯周病の原因
- 歯周ポケットに潜む細菌が原因です。歯石の原因となる歯垢には、1g当たり1億個以上もの細菌が含まれているといわれます。
放っておくとどうなる?
起こりうる病気について
起こりうる病気について
著しい口臭が生じたり、歯が脱落してしまったりすることもあります。「歯が抜けてしまう」ということは、歯を支えている「歯槽骨」が吸収され、かなり悪化している状況と考えられます。歯の根っこの先端(根尖)に膿がたまると「根尖膿瘍」となり、瘻管(ろうかん)をという管を作り、表皮から膿が出てくることもあります。また、口腔鼻腔瘻といって、悪化した炎症により口腔内と鼻腔が開通してしまい、食事や飲水時にそれらが鼻から漏れてきたりすることもあります。お顔が腫れたり、変形したり、鼻水がなかなか止まらないなどの症状が見られたら、これらの状態であるかも含めて確認することが必要です。
当院の治療方法
治療に先立ち、歯1本1本について、歯周ポケットや歯の動揺などの確認を行い、必要に応じて歯のエックス線写真で歯を支える歯槽骨の状態を確認していきます。そのうえで、歯科治療の基本となる歯石除去は、歯の裏や隙間も含め、できるだけ丁寧に行います。歯石を除去した後は歯をしっかり研磨していきます。
- 再発防止について
- 歯周炎を悪化させないためには、ご家庭でのデンタルケアが欠かせません。当院では「歯肉炎」と「歯周炎」を区別し、歯周炎については治療のみならず、生活上の注意点やデンタルケア、生活習慣の改善などの提案も致します。
破折
破折とは?
歯が折れる、割れることを「破折」といいます。動物の顎の力は大変強く、思わぬことで割れてしまいます。歯の折れ方や歯の神経(歯髄)が露出しているかなど、状態に応じて治療法が変わります。破折を発見したら、なるべく早期の治療が望ましいです。
- 破折の原因
- 硬いものを噛むだけでなく、タオルなどの柔らかいものでも引っ張るようにくわえると、歯が割れてしまうことがあります。口を使った遊びをよくする場合には、破折のリスクが高まりますから、飼育環境の修正が必要になることもあります。
放っておくとどうなるか?
起こりうる病気について
起こりうる病気について
歯髄が露出している状態だと、そこから細菌感染が生じるため、歯髄炎や歯根部へ炎症が広がります。歯根部が腫れたり、歯が脱落したりするだけでなく、感染が全身に広がる可能性も生じます。
当院の治療方法
(抜歯・抜髄根幹充填治療)
(抜歯・抜髄根幹充填治療)
治療の目的は、歯髄部分の感染を極力抑え、歯の根っこ(歯根部)を残すことで、歯を支える歯槽骨への影響をなるべく抑えるために行います。歯をなるべく残すことで、嚙み合わせ時の力の分散を考えて治療していきます。
当院では破折した歯でも、なるべく残すため、主に歯内治療(下記、歯内治療の項目をご参照ください)を行います。若しくは残せない歯であれば抜歯をせざるを得ない場合もあります。
当院では破折した歯でも、なるべく残すため、主に歯内治療(下記、歯内治療の項目をご参照ください)を行います。若しくは残せない歯であれば抜歯をせざるを得ない場合もあります。
- 再発防止について
- 破折の再発防止には、歯の治療だけでは完成しません。歯を折ってしまった原因を考え、そうさせないように動物の飼育環境や活動内容を修正していく必要があります。普段接しているご家族のご協力が欠かせません。
歯内治療とは?
いわゆる「歯の神経を抜く」治療です。歯髄に炎症や感染が起こった場合、感染の拡大を極力防ぎ、歯の根っこを残すために行われる治療法の一つです。
歯内治療では、歯を削り、歯髄を抜き、歯髄の汚れを除去し、消毒を行い、歯髄の穴に詰め物をし、削った歯にかぶせ物をする、この一連の治療が必要となり、人では何回かに分けて治療を行うと思われます。動物では麻酔が必要になることから、これらの処置を一度に行うため、長時間の麻酔が必要となり、治療費も高額になることがあります。
歯内治療では、歯を削り、歯髄を抜き、歯髄の汚れを除去し、消毒を行い、歯髄の穴に詰め物をし、削った歯にかぶせ物をする、この一連の治療が必要となり、人では何回かに分けて治療を行うと思われます。動物では麻酔が必要になることから、これらの処置を一度に行うため、長時間の麻酔が必要となり、治療費も高額になることがあります。
Method of treatment
当院の歯科診療の流れ
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01受付・問診受付のあと、スタッフから問診をさせていただきます。どのような症状がいつごろからあるのかお聞き取り致します。また、気になる事や不安に思われている事をお伝えください。
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02身体検査お顔、お口はもちろんのこと、全体的にお身体を触らさせていただき、異常がないかも確認していきます。
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03検査・処置口の状態により検査を実施します。
歯周病や口の中のしこりなどは、検査や処置に全身麻酔が必要になってくるため、麻酔前検査として血液検査やレントゲン検査などを提案させていただくこともあります。 -
04今後の治療計画のご説明お口の状態によっては、後日検査と治療を兼ねて全身麻酔下で口腔内の観察・歯周ポケットのチェック・歯科レントゲン撮影などを行い、必要に応じて抜歯・歯石除去・研磨・歯周ポケットのケア等を行います。
また、日々のケアについてもご相談させていただきます。 -
05会計・次回予約お会計、薬のお渡し、説明資料のお渡しは受付から致します。また、次回の再診目安も一緒に伝えさせていただきます。