病院ブログ
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こんにちは。三鷹・武蔵境エリアのかえで動物病院です。
「水を飲む量が増えた」
「尿の量や回数が多い」
「食べているのに痩せてきた」
このような変化がある場合、犬が糖尿病を発症している可能性があります。
糖尿病を放置すると、脱水、白内障、感染症、糖尿病性ケトアシドーシスなどを起こし、命に関わることがあります。
犬の糖尿病とは?
糖尿病は、血液中のブドウ糖を細胞へ取り込むために必要なインスリンが不足したり、十分に働かなくなったりする病気です。
犬では、継続的なインスリン注射が必要になるケースが多くあります。
犬の糖尿病で見られる症状
・水をたくさん飲む
・尿量や排尿回数が増える
・食欲があるのに痩せる
・食欲が異常に増える
・元気がなくなる
・被毛の状態が悪くなる
・皮膚炎や膀胱炎を繰り返す
・目が白く濁る
・視力が低下する
・後ろ足が弱くなる
特に「水をよく飲む」「尿量が増える」「体重が減る」は、糖尿病でよく見られる変化です。
犬の糖尿病が重症化したときの症状
糖尿病が悪化すると、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる重篤な状態になることがあります。
・食欲がない
・嘔吐する
・ぐったりしている
・脱水している
・呼吸が速い
・立てない
・意識が低下している
・口から甘酸っぱいようなにおいがする
このような症状がある場合は、緊急の治療が必要です。
糖尿病と白内障
犬の糖尿病では、短期間で白内障が進行することがあります。
両目が急に白くなった、物にぶつかるようになった場合は、血糖値の確認と眼科検査が必要です。
動物病院で行う検査
・血糖値の測定
・尿糖や尿ケトンの確認
・血液検査
・尿検査
・糖化アルブミン検査
・感染症やほかの内分泌疾患の確認
・超音波検査
・眼科検査
犬の糖尿病は、症状に加えて、持続的な高血糖と尿糖などを確認して診断します。
犬の糖尿病の治療
インスリン注射
犬の糖尿病では、決められた時間にインスリンを注射します。
注射の種類や量は犬によって異なり、定期的な血糖測定や症状の確認を行いながら調整します。
食事管理
毎日できるだけ同じ時間に、一定量の食事を与えます。
食事の種類は、体重、ほかの病気、インスリンの効き方などを考慮して選びます。
運動管理
毎日の運動量を大きく変えず、一定にすることが大切です。
急に激しい運動をすると、低血糖を起こす可能性があります。
合併症の治療
膀胱炎、皮膚炎、膵炎、白内障などを併発している場合は、同時に治療します。
インスリン治療中の低血糖に注意
インスリンが効きすぎると、血糖値が下がりすぎることがあります。
低血糖では次のような症状が見られます。
・急に元気がなくなる
・ふらつく
・震える
・強い空腹を示す
・反応が鈍くなる
・けいれんする
・意識を失う
低血糖が疑われる場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。
意識が低下している犬へ、無理に食べ物や水を飲み込ませないでください。
ご自宅で記録すること
・飲水量
・尿の量や回数
・食事量
・体重
・インスリンを注射した時間
・元気や食欲
・嘔吐や下痢の有無
・低血糖と思われる症状
治療中は、自己判断でインスリンの量を増減しないでください。
食事を食べなかった場合や、インスリンを打ったか分からなくなった場合は、追加投与をせず動物病院へ確認してください。
よくある質問
Q.糖尿病は治りますか?
A.犬では、長期的なインスリン治療が必要になることが多くあります。
適切に管理することで、良好な生活を送れる犬も多くいます。
Q.インスリン注射は自宅でできますか?
A.獣医師や愛玩動物看護師から注射方法を説明し、ご自宅で投与していただきます。
細い針を使用するため、多くの犬は大きく嫌がらずに受けられます。
Q.水を飲む量が増えただけでも受診した方がよいですか?
A.糖尿病のほか、腎臓病、肝臓病、クッシング症候群などでも飲水量が増えます。
以前より明らかに増えている場合は、検査をおすすめします。
まとめ
犬の糖尿病では、水をよく飲む、尿量が増える、食べているのに痩せるなどの症状が現れます。
早期に診断し、インスリン、食事、運動を適切に管理することが大切です。
食欲不振や嘔吐、ぐったりする症状がある場合は、糖尿病性ケトアシドーシスの可能性があるため、早急に受診してください。 三鷹市・武蔵境周辺で愛犬の飲水量や尿量、体重の変化が気になる方は、かえで動物病院までご相談ください。
